プリント方法について

かんばん工房のプリント方法は主に4種類+刺繍(ししゅう)


大量発注時の「シルクプリント」もお見積り出せます。お気軽にお問い合せください。

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昇華転写プリント(しょうかてんしゃ)

昇華染料を使用しインクジェットプリンタによって転写紙にデザインをプリントし、 高温でインクを昇華、化学繊維にまで入り込み染色する方法です。

[対応ウェア]ポリエステル100%の、ホワイトまたは淡色。

ポリエステルへのプリントに特化した手法。ポリ以外・濃色生地にはプリントできないのが注意点。

シートを貼り付けないので通気性が良く、生地本来の柔らかな仕上がりになります。

昇華転写プリント
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【メリット】

・化学繊維に入り込み染色する方法なので、ウェアの機能を損ないません。

・特色やイラスト、写真などのプリントに対応でき、色数も自由に選べます。

・発色がキレイでフチなども無いため、デザインをそのままプリントでき仕上がりがキレイです。

 

【デメリット】

ポリエステル素材のみのプリント方法となります。

・染色となりますので白生地・淡色の限定です。

・使用回数や洗濯回数によっては色が薄れてくる場合があります。

・アイロンや乾燥機など「高温」になる場合、他のポリエステル生地に色が移る場合があります。


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DTFプリント

ダイレクトにフィルムにプリントし、熱圧着する方法です。

[対応ウェア]すべてのウェア

DTFプリンタで、転写フィルムに直接プリントし、熱転写する方法です。フルカラーに対応しています。

(Direct to Filmの略で、DTFと呼びます)

DTFプリント
細い線もフチなしで表現

【メリット】

・濃い色のTシャツにもプリント可能。

・ウェアの素材を選びません。

・細かいデザイン(筆文字など)をフチなしで表現できます。

・耐久性が高く、ユニホームなどに多く利用されます。

 

【デメリット】

・CMYKの色表現です。写真などの緻密な色彩は8色表現のインクジェットラバープリントがおすすめです。

 


インクジェットラバープリント

インクジェットでプリントし、データ通りにカットし、熱圧着する方法です。

[対応ウェア]すべてのウェア

フルカラーのデザインを1枚から気軽にプリントできる手法。インクジェットプリンタを使い、転写紙(ラバー製)にプリントし、データ通りに切り抜きTシャツに貼り付ける方法です。フルカラーに対応しています。

白フチ対応(通常使用)
白フチ対応(通常使用)
色フチ対応(ウェアと同色のピンク色のフチで違和感ありません)
色フチ対応(ウェアと同色のピンク色のフチで違和感ありません)

【メリット】

・濃い色のTシャツにもプリント可能。

・ウェアの素材を選びません。

・ユニフォームなどくっきりはっきりとしたプリントが必要な場合は最適です。

・細かいデザイン(筆文字など)についてはウェア色のフチ・または白フチをつけることで対応可能です。

・写真など緻密な色彩がキレイに表現できます。

 

【デメリット】

・ウェアの上にシートを張るので、プリント部分の通気性は悪くなります。

・濃い色など、時間経過とともにウェアの色がシートに移りシートが変色する場合があります。


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ラバープリント(単色)

ラバーシートを、データ通りにカットし高温で熱圧着する方法です。

[対応ウェア]すべてのウェア

ウェアプリントの定番方法の1つ。シートを文字や絵の形に切り抜き、それをTシャツに貼り付ける方法です。数種類の色の中からシートをお選びいただきます。単色表現に優れています。

単色の場合のみ
単色の場合のみ
ラバーシート色見本
ラバーシート色見本

【メリット】

・濃い色のTシャツにもプリント可能。

・ウェアの素材を選びません。

・ユニフォームなどくっきりはっきりとしたプリントが必要な場合は最適です。

 

【デメリット】

・ウェアの上にシートを張るので、プリント部分の通気性は悪くなります。

・細かいデザイン(筆文字など)はキレイに表現できません。

・濃い色など、時間経過とともにウェアの色がシートに移りシートが変色する場合があります。

特色や中間色などシート色以外の対応ができません。

 色見本からお選びください。


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刺繍(ししゅう)

刺しゅうミシンを使って、ロゴや名前などを刺しゅうします。

[対応ウェア]すべてのウェア

伝統的な手法。プリントと違って立体的な仕上がりとなり、高級感が出ます。

専用ミシンを使う事によってロゴやイラストなども再現可能。数種類の色糸からお選び頂きます。

【メリット】

・ウェアの素材を選びません。

・色落ちが少ないので洗濯が多い制服やユニフォームの名入れなどに最適です。

プリントに比べて高級感がでます。

・使っていくほどに味がでてきます。 

 

【デメリット】

・糸の色が決まっているので特色などへの対応はできません。

・複雑すぎるデザインには対応できません。

・デザインによっては糸やひもなども多数必要なので、料金があがります。


リアル刺繍(別ページでご案内)

リアル刺繍(別ページ)
リアル刺繍(別ページ)

佐川印刷株式会社が開発しましたインクジェットプリントによる刺繍へのダイレクト印刷技術(※)により、従来の刺繍表現では、なし得なかった繊細な色彩表現と、写真のようなリアルな刺繍を実現しました。

刺繍の立体表現と色彩豊かなインクジェットプリントの融合により表現の世界が広がります。

刺繍は次のステージへ!どこにもないあなただけのオリジナルリアル刺繍をお楽しみください。

(※刺繍とインクジェットプリントの融合による当社独自の刺繍装飾技術。特許出願中)


ウェアプリントの注意点

●Tシャツのデザイン範囲のご注意

・Tシャツへのプリントは最大でB4~A3サイズ程度です。
・Tシャツの全面・前面から後面など、縫い目にまたがるデザインのプリントはできません。

 ご参考⇒▶プリントの位置・範囲 

 

●プリントによる伸縮や跡について

・高圧力、高温の熱プレス機で圧着プリントを行いますので製品(特にポリエステル製)が、若干伸縮する場合「プレス跡」「シート跡」が残る場合があります。ご了承ください。気になる方はご遠慮ください。

 
●お手入れの注意点
・ドライクリーニングや漂白剤の使用は控えてください。
・熱に弱いため、乾燥機は使用しないでください。

・プリント部分を高温でアイロンがけすることは控えてください。プリントが剥がれたり色落ちする原因となります。 


お問い合わせ

掲載のウェア・サイズ以外も対応できます!

製品の質問・ご注文・見積りは、お問い合せフォームへ!

お急ぎの場合は、メールまたはお電話ください。

【かんばん工房】

MAIL:kanban@sakawa.co.jp TEL: 0895-52-4343 FAX:0895-20-2000

営業時間/9:00~18:00(土・日・祝・長期休業を除く)

〒799-3701 愛媛県宇和島市吉田町北小路乙19-2 佐川印刷株式会社